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お得で楽しいエコライフ小技集

 

 

vol.24 2002/06/14発行 ★自動車購入時2★

 

 

    

   ◎メニュー◎  
   ・自動車購入時2
   ・あとがき
   
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   自動車購入時2
   
     先週から、愛知県瀬戸市にお住まいのくまいりえさんのリクエストにお応
   えして、「自動車」のテーマでお伝えしています。
   前回は、車を買うかどうか検討する時のお話でしたが、今回は、実際に買う
   時に気を配りたい、そして、得をするポイントです。
   
   ★低燃費
   
    乗れる人数や予算など条件が決まったら、最も重視してほしいのが燃費で
   す。
   燃料の使用量が少ない方が、二酸化炭素を出す量がその分少ないということ
   になるからです。
    排気量は少ない方がいい、オートマチックよりマニュアルの方がいい、車
   の重量は軽い方がいいといったことが、一般的には言えますが、そうしたも
   のをひっくるめた結果が燃費ですから、その数値をカタログなどで比較して
   みましょう。
    燃費の数値は、一定の条件で走った時の燃費、10・15モード走行燃費で見
   ます。
   一般に、実際の走行では、この数値より悪くなりますが、比較の参考にはな
   ります。
   燃費などを比較するには、環境に配慮した商品の購入を勧めている、グリー
   ン購入ネットワークのデータベース
   (http://www.gpndb.jp/)が便利です。
   ガソリン車、ディーゼル車それぞれ、排気量別に一覧できるようになってい
   ます。
   さらに、燃費だけでなく、1km走るごとに出る二酸化炭素の量も記載されてい
   ます。
   今月25日に新車の情報も加わるそうです。
   ただし、国産車のみの掲載です。
   国土交通省も、自動車の燃費の数値を公表しています。
   (http://www.mlit.go.jp/jidosha/nenpi/nenpilist/nenpilist.html)
   メーカーごとなので、一覧性はやや劣りますが、輸入車の情報もあります。
   
    カタログの数値といえば、最大トルクや最大出力を比較する方もいらっしゃ
   いますが、これはあまり意味がないと思います。
   なぜなら、ライセンスを取って、サーキットで走るのでもない限り、フルパ
   ワーを出すような機会はほとんどないし、環境のことを考えれば、アクセル
   をできるだけ踏み込まなくて済む運転をした方が良いからです。
   あえて見るなら、回転数が低い所でのトルクです。
   これが大きいと、あまり回転数を上げなくてもスムーズに加速できるので、
   燃費良く走れるのです。
   
   ★低排出ガス
   
    ガソリン車の排ガスに含まれる、有害物質の量に関する国の基準が、2000
   年に厳しくなり、その基準と比べてさらに排ガスがきれいな車を認定する制
   度ができました。
    カタログやコマーシャルで1〜3つの星が並んだマークを御覧になった方も
   いらっしゃるでしょう。
    8万(軽は6万)km走ったあと、一定の走り方をした時に出る排ガスを測定、
   2000年の基準より、25%以上有害物質の量が少なければ1つ星、同じく50%以
   上少なければ2つ星、75%以上少なければ3つ星です。
   ガソリン車と基準が一緒ですから、ディーゼル車にとっては厳しく、星を得
   ているディーゼル車はないようです。
    低燃費と、有害物質の削減を両立させるのは簡単ではありません。
   例えば、直噴エンジンなどは、燃費を良くしますが、有害物質は出やすくな
   るのです。
    3つ星で、燃費が、燃料1リットルあたり25km以上の車は、ハイブリッド車
   の、ホンダ・シビックハイブリッド(29.5km/l)と、トヨタ・プリウス(29.0k
   m/l)そして、軽自動車のダイハツ・ミラ TV(27.5km/l)の3車種しかありませ
   ん。(2001年度末現在)
      
   ※トヨタ・プリウスはその後、マイナーチェンジにより(31.0km/l)となりまし
   た。(2002/10/7加筆)
   
   ★グリーン税制
   
    低排出ガス車で、低燃費車だと、自動車税が安くなります。
   いずれも、ガソリン車は2010年度、ディーゼル車は、2005年度の燃費の基準
   を達成していることが条件で、1つ星なら約13%、2つ星なら約25%、3つ星な
   ら約50%、自動車税が、登録の翌年度から2年間安くなります。
    逆に、登録から11年を超えるディーゼル車や、13年を超えるガソリン車は
   約10%自動車税が高くなります。
    安くなる方はいいとして、高くなる方は、どうして排ガスの有害物質の量
   や燃費の数値ではなく、年数なのかちょっと納得できません。
    数値にすると、新しくても基準を満たせない車が出てくるからかもしれま
   せんが、目的は、古い車を買い換えてもらうことではなく、有害物質を多く
   出したり、燃費が悪い車を減らすことのはずです。
    メーカーから文句が出たり、海外から、非関税障壁だと圧力がかかったと
   しても、そこは頑張って筋を通してほしかったと思います。
   
    また、自動車取得税も、割引があります。
   
   ○低公害車を買った場合
    ・ハイブリッド乗用車  2.2%軽減
    ・電気、圧縮天然ガス、メタノール車  2.7%軽減
   ○低排出ガス車で、低燃費車を買った場合
    取得価格から30万円を控除
   ○古いディーゼル車を、最新の規制に合う車に買い換えた場合
    ・自動車NOx・PM法の特定地域内  2.3%軽減
    ・自動車NOx・PM法の特定地域外  0.5%軽減
     どこが特定地域かは、環境省のWebサイトなどで分かります。
     (http://www.env.go.jp/air/car/pamph/06.pdf)
   
    例えば、トヨタのプリウスの場合で見ると、自動車税と自動車取得税を合
   わせて、17万8千円のところが、8万8千円安い、9万6千円で済みます。
   
   ★タコメーター・燃費表示付き
   
    エンジンの回転数を表示する、タコメーターは、燃費のいい運転を心がけ
   る時に便利なものですから、タコメーターの付いている車にしましょう。
    最近は、もっと便利な、瞬間や、平均の燃費を表示してくれる車もありま
   す。
    この表示を参考にすれば、燃費のいい運転方法を身に付けられますから、
   本当は、全車種に付けてほしいところです。
   
    みなさんも、「ほかにこんなものがある」「こんな技がある」といった情
   報がありましたら、お知らせください。
    また、「今度、これを買おうと思っているんだけど、どんなものがいいか
   な?」とか、「古くなって、捨てようと思っているものがあるんだけど、何
   かに使えるかな?」といった、リクエストもありましたら、どしどしお寄せ
   ください。
    優先してお調べいたします。
   
   →メール:eco@otomi.tv
   

 


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   あとがき
   
    先日、うれしいニュースが入ってきました。
   日本経団連の奥田碵会長が、今月10日の記者会見で、「環境税を前向きに検
   討する」と発言したのです。
    環境税の導入は、内容にもよりますが、直接的に地球温暖化を抑制できる
   だけでなく、集めた税金を温暖化抑制技術の開発や振興に投入することで、
   より大きな温暖化抑制効果や、進んだ環境技術を活用することによる経済効
   果も期待できます。
    これまでの経済界は、「経済活動に支障をきたす」とか、「国際的な競争
   力が落ちる」といった理由で、基本的には「反対」という姿勢でした。
    ですから、今後、経団連内部の激しい反発もあるかもしれませんが、奥田
   会長には、是非とも、それに負けず、実効性のある環境税の導入に向けて、
   財界トップの立場から、政府や議会、省庁をリードしていっていただきたい
   と思います。
    ただ、純粋な増税は、庶民にはこたえるので、消費税を3%にするとか、い
   っそのこと全廃するとかして、その代わりの財源として、環境税を導入する
   のが良いのではないでしょうか。
    いずれにしても、「環境に優しい生活をした方がお得」という、エコライ
   フの努力が報われる税制にしてほしいものです。
   
            インターネットeco放送局 otomi.tv 代表 富永秀一
 
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   お得で楽しいエコライフ小技集 vol.24
   ☆編集・発行 インターネットeco放送局 otomi.tv
   URL:    http://otomi.tv
   E-MAIL: eco@otomi.tv
   
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   インターネットeco放送局otomi.tvに属します。
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