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vol.42 2002/10/18発行 ★住宅 断熱基準★

 

 

   ◎メニュー◎  
   ▼クリックアンケート
   ・「高気密の省エネ住宅」と聞いて浮かぶイメージは?
   ・次世代省エネルギー基準って知ってますか?
   ▼住宅 断熱基準
   ・次世代省エネルギー基準
   ・建物の断熱性能はQ値で見る
   ・壁などの断熱性能はR値で見る
   ▼あとがき
   ・「濃い」のと「薄い」のどっちがお好き?
   
   ----▼-------------------------------------------------------------
   クリックアンケート
   
    まずは、先週のアンケートの結果です。
   
   質問:「高気密の省エネ住宅」と聞いて浮かぶイメージは?
   1 快適そう              7人  (8%)
   2 光熱費が安く済みそう 27人 (30%)
   3 息苦しそう           34人 (38%)
   4 高そう               18人 (20%)
   5 わからない            3人  (3%)
   
    ということで、「息苦しそう」という人が一番多いという結果でした。
   うーん。前回も書きましたが、こうした誤解をしている方がまだまだ多いと
   いうことが良くわかりました。
   
   ○コメントボードより
   お名前:おみっちゃん
   「空気の流れが全く無く、ドンヨリしている感じ。
   健康には良くないでしょう。
   カビも直ぐに出てきそうだね。」
    お答え:息苦しそう
   
    前回書いた、高気密をねらったわけではなく、結果的に気密性が高くなっ
   てしまった住宅で、まったく換気のことが考えられていない場合は、まさに
   こんな感じでしょうね。
   
    でも、本当の高気密・高断熱・計画換気の省エネ住宅では、息苦しさを感
   じることはありませんし、バスルーム以外では、結露もカビも無縁です。
   
   お名前:ベル
   「高気密って、弊害(人体への何らかの影響)は無いんですか?
   よく分からないのにこんなこと書くのも申し訳有りませんが、高気密って何
   か非常に「不自然」なことのような気がするので...。」
    お答え:息苦しそう
   
    前に住んでいた家は、築30年で、低気密・低断熱・自然換気の家でした。
   
   外気温と室温の差はほとんどなく、エアコンを入れてもなかなか効かず、切
   るとすぐに夏は暑く、冬は寒くなりました。
   
    特に冬は、起きると室内でも息が白く、ひどい時には氷が張る状態で、子
   供のころ以来のしもやけになりました。
   
    息子は、床下のシロアリ駆除剤が上がってくるせいか、見えない所に生え
   たカビやダニのせいか、ぜんそくになってしまい、妻も体調を崩しがちでし
   た。
   
    常春の国なら、自然が一番だと思いますが、気象条件が厳しく、しかも、
   今後、地球温暖化に伴って、ますます異常気象が増えると思われる日本で、
   健康的に長生きしようと思うと、やはり、気密性も、断熱性も、換気も大事
   だと思います。
   
   お名前:大久保 巌
   「北海道の友人宅に泊めてもらったときに体験しました。
   快適でした。わが家は、反対。冬寒く、夏暑い家。
   それを、冷暖房を最小限にして、我慢比べしています。」
    お答え:光熱費が安く済みそう
   
    住宅のテーマのリクエストを下さった、大久保さんからもコメントを頂き
   ました。
   
    体験されたので、「省エネは住宅の問題を抜きにしては語れない」と感じ
   られたのですね。
   
    実際、わが家の場合でも、前の家に比べて容積は倍以上になりましたが、
   光熱費は、2割以上減りました。
   
     みなさん、アンケート、コメントありがとうございました。
   
    今回は、次世代省エネルギー基準についてです。
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   次世代省エネルギー基準って知ってますか?
   
   ◆知っている。わが家も基準を満たしている
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00012410a81 >
   ◆知っているが満たしていない。できれば満たしたい
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00012410af2 >
   ◆知っているが満たしていない。満たす必要はない
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00012410a63 >
   ◆聞いたことはあるが、くわしくは知らない
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00012410ad4 >
   ◆聞いたこともない
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00012410a45 >
   ■途中経過・最終結果を見る
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00012410a10 >
   ■コメントボード
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/cb.cgi?q0001241024 >
   
   ☆締切:2002年10月24日18時00分
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   住宅 断熱基準
   
    愛知県春日井市にお住まいの、NPO法人環境市民所属 大久保 巌さんから
   頂いた、「住宅に関して」のリクエストにお答えしています。
   
    2回目の今回は断熱に関する基準についてです。
   
   ★次世代省エネルギー基準
   
    建設省(現国土交通省)と通産省(現経済産業省)は、1999年、地球温暖化
   防止などのため、これまでの基準を改正して、通称、次世代省エネルギー基
   準を定めました。
   
    以前の省エネ基準と比べて、冷暖房のエネルギーを20%節約できることを
   目標に基準が定められています。
   
    これまでの基準は、断熱性や気密性を高めることを重視していましたが、
   改正された基準では、それに加えて、適度な大きさの窓を取り付けるなど、
   冷暖房をしない時の換気性などについても考えに入れています。
   計画換気も義務づけられました。
   
    また、省エネルギーの効果を客観的に評価できるよう、年間暖冷房負荷基
   準値という新たな判断基準が設けられました。
   
    次世代省エネルギー基準を満たした工法は、財団法人 建築環境・省エネ
   ルギー機構のWebサイトで、一覧できます。
   (http://www.iijnet.or.jp/ibec/nintei/jisedai/index.html)
   
    そこでは、地域の区分がローマ数字で表されています。
   それぞれの地域がどの区分になるかは、住宅金融公庫のWebサイトなどに載っ
   ています。
   (http://www.jyukou.go.jp/yusi/koukojutaku/kubun.html)
   
    住宅金融公庫では、次世代省エネ基準を満たしていれば、最も低い基準金
   利が適用され(床面積175平方m以下、耐久性タイプの場合)、さらに、250万円
   の割増融資が受けられます。
   
    国は、2008年以降、新築住宅の5割が、この次世代省エネルギー基準を
   満たすことを目標にしています。
   
   ★建物の断熱性能はQ値で見る
   
    住宅全体の断熱性能は、熱損失係数、Q値で見ます。
   これは、屋外が室内より1度低い時、壁、窓、屋根、床、換気など、家全体か
   ら、1時間に床面積1平方メートルあたりに出ていく熱量のことです。
   
    この数字が小さいほど、断熱性能が高い住宅ということになります。
   
   ちなみに、次世代省エネルギー基準による、地域ごとの熱損失係数の基準値
   は、次の通りです。
   
   地域区分 1    2    3    4    5    6
   Q値     1.6  1.9  2.4  2.7  2.7  3.7
   
   ★壁などの断熱性能はR値で見る
   
    どこに、どのような断熱材を、どの程度入れればいいかは、熱抵抗値R値で
   判断します。
    抵抗ですから、数字が大きい方が断熱性が高いことになります。
   
    次世代省エネルギー基準に照らして、地域ごとに、天井、壁、床などに必
   要とされるR値は、前出の財団法人 建築環境・省エネルギー機構のWebサイ
   トで、pdfファイルですが見られます。
   (http://www.iijnet.or.jp/ibec/pdf/sjutaku.pdf)
   
    例えば、東京、名古屋、大阪などの都市を含む、4地域で、木造、充填(じゅ
   うてん)断熱工法の場合、壁に求められるR値は、2.2平方mK/wです。
   
    また、この表は、断熱材の素材ごとに、そのR値を実現するために必要な厚
   さもわかる早見表になっています。
   
    それを見ると、R値2.2を実現するには、一般的な住宅用グラスウールなら
   110mm必要ですが、断熱性の高い硬質ウレタンフォームなどでは65mmで良いこ
   とがわかります。
   
    一般的な柱の太さは105mmですから、グラスウールでは柱の間に収まりきり
   ません。
   
    105mm以下にするには、少なくとも高性能のグラスウール以上の断熱性を持
   つものにする必要があることがわかります。
   
    ただし、これは一つの目安にはなりますが、あくまで最低基準と考え、例
   えば東京であっても、予算の許す限り、東北に当たる3や2地域、北海道に当
   たる1地域相当の断熱性を目指せば、それだけ省エネ性能を高め、冷暖房費を
   節約することができます。
   
    次回は、今はやりの外断熱や外張り断熱について考えます。
   

 


   ----▼-------------------------------------------------------------
   あとがき
   
    Webサイトで募集しているアンケートで、今、Webページの配色などについ
   て質問しています。
   
    いろいろな意見があって迷う所ですが、今のところ、「やや薄い色」がい
   いという方が、「やや濃い色」がいいという方を上回っています。
   
    みなさんは、どう思われますか?
   参考にしたいと思いますので、是非、アンケートに御協力ください。
   
            インターネットeco放送局 otomi.tv 代表 富永秀一
   
   ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥●
   
   お得で楽しいエコライフ小技集 vol.42
   ☆編集・発行 インターネットeco放送局 otomi.tv
   URL:    http://otomi.tv
   E-MAIL: eco@otomi.tv
   
   このメールマガジンの著作権は
   インターネットeco放送局otomi.tvに属します。
   ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥●

 

 

 

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