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vol.50 2002/12/20発行 ★住宅 気密性の基準★

 

 

   ◎メニュー◎  
   ▼クリックアンケート
   ・あなたが新築する住宅の玄関ドアを選ぶとしたら、何を一番重視しますか
   ?
   ・住宅の気密性についてどう思いますか?
   ▼住宅 気密性の基準
   ・気密性の基準
   ・発表!継続してC値1.0以下の工法
   ・R2000
   ▼あとがき
   ・年賀状が・・・。
   
   ----▼-------------------------------------------------------------
   クリックアンケート
   
    まずは、先週のアンケートの結果です。
   
   質問:あなたが新築する住宅の玄関ドアを選ぶとしたら、何を一番重視しま
   すか?
   
   1 デザイン                   41人 (48%)
   2 価格                        5人  (6%)
   3 断熱性                      9人 (10%)
   4 有害化学物質が出にくいこと  8人  (9%)
   5 耐久性                     23人 (27%)
   
    1番はデザインとなりました。
   玄関は家の顔になるからでしょうか。
   性能よりデザインを第一に考える方が多いようです。
   
   ○コメントボードより
   お名前:z-kei
   「安全性(防犯)の機能が有ればの話やでぇ」
   お答え: デザイン
   
    防犯性も選択肢に入れておけば良かったですね。
   物騒な世の中になっていますもんね。
   
    みなさん、アンケート、コメントありがとうございました。
   
    今回は、住宅の気密性についてです。
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   住宅の気密性についてどう思いますか(換気方法は自由に選べるものとします)
   
   ◆高ければ高いほど良い
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013137a11 >
   ◆ほどほどに高い方が良い
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013137a82 >
   ◆どちらかというと低い方が良い
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013137af3 >
   ◆低ければ低いほど良い
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013137a64 >
   ■途中経過・最終結果を見る
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013137aa0 >
   ■コメントボード
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/cb.cgi?q0001313787 >
   
   ☆締切:2002年12月26日18時00分
   ★協力:メールマガジンをおもしろくする《クリックアンケート》
            →→  [ http://clickanketo.com/ ]
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   住宅 気密性の基準
   
    愛知県春日井市にお住まいの、NPO法人環境市民所属 大久保 巌さんから
   頂いた、「住宅に関して」のリクエストにお答えしています。
    10回目の今回は気密性の基準についてです。
   
    せっかく、住宅の断熱性を高めても、気密性が低いと、隙間(すきま)だ
   らけということですから、冷暖房をしても熱が出入りしてしまいます。
   
   ★気密性の基準
   
    住宅の気密性能は、隙間相当面積(C値)で表されます。
   これは、床面積1平方m当たりにすると、家の隙間が、何平方cm開いているこ
   とに相当するかを表すものです。
(※床面積の文字が抜けていたため後日加筆)
   
    屋内の気圧を高く、又は低くして、気圧差を作り、空気の出入りと気圧の
   変化から、隙間の面積を計算します。
   
    従来の木造住宅は、約10平方cm以上です。
(※より分かりにくくなる表現のため
    この後一行後日削除)

   これでは、冷暖房をしても、大変効率が悪くなってしまいます。
   
    特に高気密をねらっていない場合でも最近の住宅なら、5〜9平方cmです。
   
   鉄筋コンクリート造りは、2平方cmくらいです。
   
    気密性が高くなると、室内空気汚染や、結露などを防ぐため、計画的な換
   気が重要になります。
   
    換気については、後日、改めて触れますが、計画的な換気を効果的に働か
   せるためにも、気密性を高める必要があります。
   古い空気を集めて吸い出そうとしても、途中が穴だらけだと、端の方の空気
   を集められないわけです。
   
    建築学会で報告された実験結果によると、屋内外の温度差が20度ある時、
   換気装置を有効に働かせるには、C値が、換気の種類によって、1.2〜1.5以下
   である必要があるということです。
   
    50年以上たつ間に、徐々に気密性能は落ちていくでしょうから、建築当初
   のC値は1を切っておきたいところです。
   
    ところが、次世代省エネ基準で求めている気密性は、北海道や東北でも、
   C値2以下、その他の地域では5以下と甘くなっています。
   
    C値1以下にするには、建築会社や、大工さんにそれなりの技術や経験が必
   要になるのですが、まだ、そこまで達していない会社や大工さんが多いから
   でしょうか。
   
    コストがかかることも理由の一つかもしれません。
   高断熱とともにC値1以下にすると、大きな省エネ効果があるのですが、特に
   システムが確立していない業者の場合、かなりのコストアップになるようで
   す。
   
    ただし、建築費は上がりますが、冷暖房費の支払いは減りますし、きちん
   と建てれば、建物の寿命も延びるので、トータルで見ると、必ずしもコスト
   がかさむとは言い切れないと思います。
   
    なお、次の項目で記しているように、C値1以下をコンスタントに実現して
   いる会社は現実にあります。
   
    次世代省エネ基準が浸透したころには、技術が普及し、コストも抑えられ
   るようになり、次の基準としてC値1以下が求められるかもしれません。
   
   ★発表!継続してC値1.0以下の工法
   
    財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)が、住宅の工法の気密性能を
   評価する、気密評定というものを行っています。
   
    評定条件は次の通りです。
   
       C値    測定義務
   A評定  5.0以下  年間3棟以上
   B評定 2.0以下    〃
   C評定 1.0以下  B評定取得後、年間約50棟以上の全棟がC値1.0以下
   
    最も厳しいC評定を取得している工法は、2002年12月20日現在で、3工法で
   す。
    IBECのWebサイト(http://www.iijnet.or.jp/ibec/)では、まだ作成中とな
   っているため、C評定を取得した工法を、ここに記しておきます。
   
   ○梶田建設 BOBシステム構法
   ○土屋ホーム・トップハウジングシステム BES-T構法
   ○北信商建  FB工法
   
    なお、あえてIBECの評定は取得していないものの、全棟平均でC値0.5以下
   というメーカーもありますので、C値1.0以下なのが、上の3工法に限られるわ
   けではありません。
   
    また、以前はC評定を取っていたものの、評定の期限が来ても更新しなかっ
   た業者もあります。
   
    以前は、この評定が、住宅金融公庫の、割り増し融資の基準の一つになっ
   ていたのですが、現在は違うため、あまりメリットを感じられなくなり、や
   めていく業者が多いようです。
   
    今の住宅金融公庫の、省エネルギー住宅工事の基準は、厳しいタイプの次
   世代型でも、気密性能は、寒冷地でC値2.0以下、それ以外で5.0以下と甘くな
   っています。
   
    今でもC評定を取得し続けている業者は、性能に自信があり、ほかの業者と
   の差別化にメリットを感じているところのようです。
   
   ★R2000
   
    気密性だけの基準ではなく、現在は、日本での認定もなくなりましたが、
   カナダに、R2000という基準があります。
   
    これは、カナダの天然資源省が定めた、かなりハイレベルな基準です。
   断熱・気密・換気性能のほか、室内空気汚染に関する基準もあります。
   
    気密性能は、C値0.7以下と厳しくなっています。
   そして、完成した全戸について、気密性能の測定が義務づけられています。
   
    このR2000は、カナダからの技術供与により、1991年に、日本でも建設大臣
   によって、規格の一つとして認定されました。
   
    ところが、2001年、建築基準法が改正されたのに伴って、それまでの大臣
   認定が無効になる時、その時点でR2000を満たした住宅の戸数がそれ程多くな
   かった事などから、日本でのR2000認定制度はなくなってしまいました。
   
    しかし、R2000は、まさにこれから求められる住宅の性能を表していました。
   
   ハーティホームのWebサイトに、東京大学大学院工学系研究科の坂本雄三教授
   がまとめた、省エネ基準ごとの、暖房に使うエネルギーのグラフが載ってい
   ます。(http://www.heartyhome.co.jp/r2000new/r2000_1.html#03)
   
    それを見ると、R2000が、寒冷地はもちろん、鹿児島でも大きな効果を発揮
   することが分かります。
   
    日本の高温多湿な気候に合わせた改良は必要かもしれませんが、いずれに
   しても、日本の住宅の基準が、次に向かうべき目標だろうと思います。
   

 

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   あとがき
   
    年賀状はもう書きましたか?
   私は、まだ発表できない事ばかりなのですが、ここへ来て立て続けに、取り
   組まなくてはならないことが出てきて、まだ1枚も書けていません。
   
    いつもお送りしている方には、今から謝っておきます。
   「今年は(来年は)遅れます。すいません。」
   
    実は、25日までに出せたことなんて一度もないんですけどね。
   
    エコプロダクツの作品作りも遅々として進んでいません。
   すいません。
   
    何とか、予告編だけでも年内に間に合わせたいと思ってはいます。
   
            インターネットeco放送局 otomi.tv 代表 富永秀一
   
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   お得で楽しいエコライフ小技集 vol.50
   ☆編集・発行 インターネットeco放送局 otomi.tv
   URL:    http://otomi.tv
   E-MAIL: eco@otomi.tv
   
   このメールマガジンの著作権は
   インターネットeco放送局otomi.tvに属します。
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