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▼クリックアンケート
・今の窓のまま断熱性を高めるとしたらどの方法を選びますか?
・あなたが新築する住宅の玄関ドアを選ぶとしたら、何を一番重視しますか
?
▼住宅 ドアの断熱
・ドアの断熱基準
・断熱性の高いドア
・ノンホルムアルデヒド
・風除(よ)け室
・勝手口もご用心
▼あとがき
・IP電話トラブル
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クリックアンケート
まずは、先週のアンケートの結果です。
質問:今の窓のまま断熱性を高めるとしたらどの方法を選びますか?
1 内窓・内障子をつける
7人 (10%)
2 サッシを外付けする
3人 (4%)
3 断熱スクリーンをつける
9人 (13%)
4 断熱シートを張る
22人 (32%)
5 断熱スプレーをかける
2人 (3%)
6 断熱雨戸に替える
3人 (4%)
7 厚手のカーテンに替える
22人 (32%)
費用が比較的かからない、断熱スクリーンや、厚手のカーテンの人気が高
く、費用がかかる、内窓やサッシの外付けなどを選んだ人は少なめでした。
断熱スプレーが少なかったのは、効果があまり信用されていないのでしょ
うか?
そもそも、存在を知らない人が多いのかもしれません。
○コメントボードより
お名前:やまん
「いつも解説ありがとうございます♪
ウチは建付けが悪くて窓や戸自体が外れることが多く困っています。
(2日に1度はレールに乗せなおしています。)
戸車やレールの問題というよりも、床と敷居自体が曲がっているようで…(
大汗
選択肢では「外付け」と回答しましたが
本音は、サッシや窓自体を交換したいところです。」
お答え:サッシを外付けする
こちらこそ、いつもコメントありがとうございます。
床や敷居自体が曲がっている!となると、サッシだけでなく、本格的なリフ
ォームや建て替えも視野に入れて検討された方が良いかもしれませんよ。
先立つものは必要ですが、やまんさんや、ご家族の為にも・・・。
日本は、どこに住んでいようと、大地震に見舞われないという保証はありま
せんし。
先日、地元の新聞に、愛知県では、耐震工事の利子補給制度の利用者がない
という記事が載っていましたが、もし、お住まいの地域にそうした制度があ
れば、それを利用されるのも良いのではないでしょうか。
お名前:多摩イタチ
「シートを張ったりスプレーを吹き付けたら冬の太陽熱をどうするんだい。
無駄に逃がすのか?。」
お答え:断熱スクリーンをつける
夏は、多くの場合色が付いた、太陽光を反射したり、吸収したりするタイ
プのシートやスプレーを使いますが、冬の場合は、透明で、太陽光は通しや
すく、熱を通しにくいタイプのものを使います。
基本的に、断熱は、温度の高い所から低い所への熱の流れを抑えることが
目的です。
ですから、夏は、外から中へ熱が入ることを防ぎ、逆に、冬は、中の熱が
外へ逃げるのを防ぐ訳です。
しかし、透明タイプでも、ないよりは太陽光を反射するでしょうから、断
熱スクリーンの方が、日差しに合わせて臨機応変に調節できる分、有利かも
しれません。
太陽光が入ることによって室内に発生する熱と、断熱性が悪いために室内
から逃げていく熱のどちらが多いか見極めなければなりませんが。
みなさん、アンケート、コメントありがとうございました。
今回は、玄関ドアについてです。
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あなたが新築する住宅の玄関ドアを選ぶとしたら、何を一番重視しますか?
◆デザイン
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◆価格
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◆断熱性
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◆有害化学物質が出にくいこと
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◆耐久性
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■途中経過・最終結果を見る
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☆締切:2002年12月19日18時00分
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住宅 ドアの断熱
愛知県春日井市にお住まいの、NPO法人環境市民所属 大久保 巌さんから
頂いた、「住宅に関して」のリクエストにお答えしています。
9回目の今回はドアの断熱についてです。
高断熱住宅にするには、窓だけでなく、当然、玄関ドアも断熱性の高いも
のにしなくてはなりません。
★ドアの断熱基準
ドアについては、日本工業規格(JIS)で、断熱基準が決められています。
詳しくは、日本工業標準調査会のWebサイトで、JIS規格番号「A4702」で検索
すると見られます。
(http://www.jisc.go.jp/)
H-1からH-5まであり、数字が大きいほど、断熱性が高くなります。
それぞれに、熱貫流抵抗値(平方m・K/W)が定められています。
H-1 0.215以上
H-2 0.246以上
H-3 0.287以上
H-4 0.344以上
H-5 0.430以上
カタログなどに載っているので、確かめて決めましょう。
実は、前回までの窓、サッシについてもJISの基準があり、こちらは、JIS
規格番号が、A4706です。
断熱基準に関しては、ドアと同じです。
★断熱性の高いドア
サッシと同じく、ドアも、木製が断熱性があります。
とはいえ、窓枠と違って、玄関ドアは面積が広いので、断熱性を高めるため
には、断熱材を挟み込む必要があります。
もちろん、金属製でも、断熱材を挟めば、十分な断熱性能を得られます。
また、木製に比べてメインテナンスにそれ程気を使わなくても良いメリッ
トもあります。
ガラスの部分がない方が、断熱性は高くできます。
玄関を明るくしたり、外の様子が分かるように、ガラスの部分があるドア
の場合、ペアガラスや、トリプルガラスにしないと、ガラスから熱がどんど
ん出入りします。
また、ガラス部分の面積は狭い方が断熱の面では有利です。
一般的には、開き戸タイプに比べて、引き戸タイプは、断熱性・気密性が
劣るのですが、今は、引き戸タイプでも、H-3等級の断熱性能を実現している
ものがありますので、どうしても引き戸にこだわりたい方は、こうした物を
選ぶと良いのではないでしょうか。
★ノンホルムアルデヒド
断熱性とは離れますが、木製サッシの場合、無垢(むく)は反(そ)ったり歪
(ゆが)んだりしないようにするのに高度な技術が必要なため、合板などを使
うことが多くなっています。
接着剤などに、ホルムアルデヒドをはじめとする有害化学物質が多く含ま
れていると、ドアは面積が広いだけに、影響が大きくなります。
これまでも御紹介してきましたが、有害化学物質を避けたい方は、日本農
林規格(JAS)のホルムアルデヒド放出量に関する基準で最も厳しいFc0、日本
工業規格(JIS)の場合でEOを満たしているものにされると良いと思います。
基準値については、http://otomi.tvの、メールマガジンのバックナンバー、
「床1 フローリング」のページにJASの場合が記載してあります。
JISも、ほぼ、FcをEと読み替えるだけです。
★風除(よ)け室
玄関を入るとすぐに各部屋への廊下や階段につながっていると、ドアの開
け閉めの際入ってくる冷たい、あるいは熱い空気が、各部屋に影響しやすく
なります。
玄関から入った所に室内ドアを設け、風除け室を作ると、影響を少なくで
きます。
後からでも、例えば、廊下の天井付近に突っ張りポールなどを渡し、床ま
で届く厚手のカーテンを下げても、風除け室代わりにできます。
以前、北国では、玄関ドアの外に、玄関フードという、風除け室を設ける
ことが一般的でしたが、今は、ドアの断熱性能が高くなっているため、室内
側に風除け室を設けた方が、工事費用が安くすみ、建材用の資源の節約にも
なりますので、良いと思います。
★勝手口もご用心
勝手口だからと軽く見て、断熱性の低いドアにすると、そこだけに集中し
て結露することになりかねません。
玄関ドアに比べて品ぞろえが良くありませんが、やはり断熱性の高いもの
にした方が良いと思います。
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あとがき
以前、IP電話を導入したという話をしましたが、その後、実は、トラブル
があって、うまくいっていませんでした。
電話自体は使えるのですが、ADSLの速度が、1Mちょっとあったのに、その
IP電話モデムをつなぐと、350Kに落ちてしまったのです。
何度も電源を入れ直したり、接続し直したり、電話機を換えてみたりと、
考えられることをすべてやっても駄目だったのです。
仕方なく、カスタマーサービスに電話した所、「そんな症状は初めて聞い
た」とのことで、IP電話用モデムを交換することになりました。
先日、新たなモデムが届いて、早速つけた所、1Mちょっとに無事回復。
どうやら、IP電話用モデムがたまたま不良だったようです。
大変まれなケースのようですので、普通は心配いらないと思います。
通話品質に関しては、これまでのところ、音声が聞こえにくかったり、雑
音が入ったりという問題は起きていません。
ADSLのエリア内の方は、国内通話料が、無料か3分7.5円とお得なことです
し、検討してみてはいかがでしょうか。
インターネットeco放送局 otomi.tv 代表 富永秀一
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お得で楽しいエコライフ小技集 vol.49
☆編集・発行 インターネットeco放送局 otomi.tv
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E-MAIL:
eco@otomi.tv
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インターネットeco放送局otomi.tvに属します。
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