講演

 

 

メールマガジン

 

 

お得で楽しいエコライフ小技集
 

 

 

vol.57 2003/02/14発行 ★食器 食器と環境ホルモン★

 

 


   ◎メニュー◎  
   ▼クリックアンケート
   ・環境ホルモンに対して不安を感じますか?
   ・プラスチックの食器や容器を使う時、環境ホルモンが気になりますか?
   ▼食器 食器と環境ホルモン
   ・食器と環境ホルモン
   ・溶け出すのか
   ・影響は?
   ・体にたまる?
   ・カップめんは?
   ・ほかの環境ホルモンは?
   ・じゃあ安心?
   ・じゃあどうするの?
   ★「500円以上トクする!今週の小技」(有料版のみ)
   ・炊飯ジャーの使い方で3500円トクする!
   ▼あとがき
   ・節電器に御注意!
   
   ----▼-------------------------------------------------------------
   クリックアンケート
   
   まずは、先週のアンケートの結果です。
   
   質問: 環境ホルモンに対して不安を感じますか?
   
   1 大いに感じる     50人 (41%)
   2 感じる           47人 (39%)
   3 あまり感じない   17人 (14%)
   4 まったく感じない  4人  (3%)
   5 わからない        3人  (2%)
   
    「大いに感じる」「感じる」という方が80%と、不安に思っている方が相当
   多いという結果でした。
   
   ○コメントボードより
   
   お名前:やまん
   「知らぬが仏、の典型的なものでは。ヽ(′-`;)ノ」
   お答え: 感じる
   
   お名前:ほしゅきんとう
   「行政の言っている以上の影響が出るのが、公害の歴史。」
   お答え: 大いに感じる
   
    確かに。
   いつもそうだとは言いませんが、そういう例は、私たちの記憶に残りますよ
   ね。
   
    安全だ、安全だと言われるほど、疑いたくなってしまう方もいらっしゃる
   と思います。
   
   お名前:おみっちゃん
   「一時期はテレビなどで散々騒いだが、今では全く見ないね。
   それと畑の下、数十センチの地下に産業廃棄物を埋めて作物を作っている農
   家が居るしね。
   
   まあ、地盤沈下した畑に新たに土を入れて盛り上げるより、産廃物を入れて
   盛り上げた方が安上がりと言うか、逆に産廃業者から金を貰えると言う事ら
   しいがね。
   
   ここで出来た作物が我々の食卓に並ぶんだよね。」
   お答え: あまり感じない
   
    これはまた恐ろしい話ですね。
   産廃といっても様々ですから、動物・植物系のものならまだいいですが、有
   害物質が溶け出すようなものだと大変です。
   
    どちらにしても、本当に「産廃」を捨てていたら、きっと、法律違反です
   よね。
   「産廃」ではなく、「土壌改良材」だとか、抜け道が用意されているのかも
   しれませんが。
   
    アンケート、コメントに御協力いただいた方々ありがとうございました。
     
    今回は、食器や容器と環境ホルモンについてです。
   
   プラスチックの食器や容器を使う時、環境ホルモンが気になりますか?
   
   ◆大変気になる
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013768a21 >
   ◆どちらかと言えば気になる
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013768a92 >
   ◆どちらかと言えば気にならない
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013768a03 >
   ◆全く気にならない
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013768a74 >
   ◆わからない
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013768ae5 >
   ■途中経過・最終結果を見る
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013768ab0 >
   ■コメントボード
   ┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/cb.cgi?q0001376886 >
   
   ☆締切:2003年02月20日18時00分
   ★協力:メールマガジンをおもしろくする《クリックアンケート》
            →→  [ http://clickanketo.com/ ]
   
    リンクをクリックするだけですので、気軽に参加してみてください。
   
   ----▼-------------------------------------------------------------
    愛知県刈谷市にお住まいの、hirakeiさんから頂いた、「環境ホルモンをま
   ったく含まない食器」に関するリクエストにお答えしています。
   
   ★食器と環境ホルモン
   
   環興さん「otomiさん、環境ホルモンの話の続きをしてよ。」
   otomi  「はい、食器の環境ホルモンの話からでしたね。」
   
   耳先さん「食器から環境ホルモンが溶け出したっていう報道を良く目にする
   わよね。」
   otomi  「ポリカーボネート製食器から溶け出す、ビスフェノールAという物
   質ですね。」
   耳先さん「そうそう、給食用の食器から出たっていうから、心配よね。」
   
   ★溶け出すのか
   
   otomi  「まずは、本当に溶け出すのかというお話からしましょうか。」
   「様々な研究機関が実験を行った結果、特に熱湯を入れた場合に、微量では
   ありますが、溶け出すことがあるようです。」
   
   面倒さん「えー。そんなの法律違反じゃないの?」
   otomi  「実は、環境ホルモンとしての規制はまだないんです。」
   「あるのは、毒性や発ガン性などからみた食品衛生法上の基準で、それによ
   ると、容器から溶け出す量は、2.5ppm以下となっていて、それはクリアして
   いるので法律違反ではありません。」
   「ただし、ビスフェノールAは、ポリカーボネートの原料ですから、材質とし
   ての基準が別にあって、こちらの基準を超えた例はあります。」
   
   ★影響は?
    
   環興さん「それで、容器から溶け出すと、どうなるの?」
   otomi  「ビスフェノールAは、女性ホルモンの作用があると疑われていてま
   す。」
   「しかし、試験管レベルでは確認されているんですが、動物実験では、作用
   があるという結果も、ないという結果もあったため、国際会議で、これまで
   の実験が、統計学的に見て、確かと言えるかどうか洗い直すことになったん
   です。」
   
   3人   「それで、それで?」
   otomi  「その結果は、両方正しい。」
   3人   「はぁ〜? 何それ。」
   
   otomi  「つまり、女性ホルモンの作用を持つことがあるのは確かである。
   しかし、多くの場合は作用しないということなんです。」
   「しかも、作用があった場合でも、体内の女性ホルモンと比べると、数万分
   の1程度の強さしかないということです。」
   
   ★体にたまる?
   
   耳先さん「でも、弱いとはいっても、環境ホルモンって、体にたまるんでしょ
   ?」
   otomi  「ダイオキシンの場合は、脂肪に溶け込んで、何年もの間体の中に
   とどまりますが、ビスフェノールAの場合は、かなり早く、数日もすれば出て
   いってしまいます。」
   
   ★カップめんは?
   
   耳先さん「じゃあ、もう一つ、良く聞く、カップめんの容器は?」
   otomi  「スチレンですね。」
   「発泡スチロールの容器の場合、湯の温度が高く、脂肪分がある場合は、ス
   チレンダイマーやトリマーといった物質が溶け出すことがあるようです。」
   
   環興さん「これは危険なの?」
   otomi  「これもまた、環境ホルモンとしての作用があったという動物実験
   の結果と、ないという結果の両方があるんです。」
   「あったとする場合も、やはり、体内の女性ホルモンと比べると数万分の1程
   度の強さでした。」
   
   ★ほかの環境ホルモンは?
   
   面倒さん「ほかに、決定的に人間に影響があるとわかった環境ホルモンはな
   いの?」
   otomi  「現時点では、食器や、食品用容器から溶け出すものでは、ありま
   せん。」
   
   ★じゃあ安心?
   
   面倒さん「じゃあ、心配しなくていいんじゃない?」
   otomi  「そう断言できないのが、環境ホルモンの問題の難しいところなん
   です。」
   「ある化学物質が、環境ホルモンであると断定するのも、相当難しいことな
   んですが、もっと難しいというか、事実上不可能なのが、環境ホルモンでな
   いと断定することなんです。」
   
   環興さん「どうして?」
   otomi  「まず、環境ホルモンは、ppb単位の非常に微量の場合も調べなくて
   はならないんですが、そこまでいくと、正確な実験を行うことが大変なんで
   す。」
   「例えば、実験用の純水からでもごく微量のビスフェノールAが見つかること
   がある位ですから、実験器具、動物用の飼料、ケージなどから入り込むこと
   も予想されるんです。」
   
   「それでも、環境ホルモン作用が『ある』ということは、ある条件で現れる
   ことがわかれば良くて、それが、ほかの実験機関でも繰り返し再現できれば
   断定できます。」
   
   「ところが、100%『ない』と断定するためには、どんな濃度で、どんな時期
   に、どんな物質と組み合わせて与えても、どんな影響もないことを証明しな
   ければなりません。」
   
   「現在、化学物質は、10万種類以上あると言われていて、毎年数百種類増え
   ているのに、組み合わせまで含めて、そんな難しい実験をすべて行うなんて
   ことは、事実上不可能です。」
   
   「100%とまで言わなくても、十分に安全性が確かめられていると言える化学
   物質は、ほんの一部分にすぎないのです。」
   
   ★じゃあどうするの?
   
   面倒さん「もう!じゃあ、どうすればいいのよ!」
   otomi  「もし、環境ホルモンの危険性が、それほど気にならないのであれ
   ば、無視していいと思います。」
   「今のところ、食器や食品用の容器から溶け出す物質が、環境ホルモンとし
   て、人間に対して重大な影響を与えている可能性は、それほど高くないと思
   われるからです。」
   
   環興さん「ええ〜。でも私は気になるわ。」
   otomi  「そういう方は、プラスチックなどを避ければいいと思います。」
   
   「いくら安心だと言われても信じられない方が、不安を感じながら使ってい
   ると、そのストレスが、体に悪影響を与える可能性があるからです。」
   
   「それから、妊娠中は、環境ホルモンに対するリスクが最も高い時期ですか
   ら、妊娠がわかったり、妊娠の可能性がある女性は、気をつけた方が無難か
   もしれません。」
   
   面倒さん「何だかすっきりしないわねぇ。」
   otomi  「仕方ありません。何しろ、環境ホルモンについてはわかってない
   ことが、あまりにも多いのですから。」
   
   環興さん「うーん。保育所の食器はどうしたらいいのかしら。」
   otomi  「十分話し合う必要があると思います。」
   「プラスチックでない容器は、重かったり、壊れやすかったり、かさばった
   りという不便な面があるものも多いですし、プラスチックのリスクもそれほ
   ど高くないなら、プラスチックでいいという意見もあるでしょう。」
   
   「一方で、少しでもリスクがあるなら避けるべきとか、食器は壊れたり傷ん
   だりするものだと教える方が教育的だ、といった意見もあるでしょう。」
   
   「全員が納得する答えは出ないかもしれませんが、みんなで話し合う価値が
   十分ある問題だと思いますよ。」
   
   「その参考になるように、来週は、プラスチックに替わる食器として、どん
   なものが提案されているか御紹介しましょう。」
   

 

講演

   ----▼-------------------------------------------------------------
   あとがき
   
    このメールマガジンをお読みの方の中には、省エネに関心のある方が多い
   と思いますので、お知らせします。
   
    今、電圧を下げることで電気代が節約できるという、節電器に関するトラ
   ブルが増えているそうです。
   
    電圧を下げても、消費電力が変わらない機器も多いのに、「絶対、20%節
   約になる、ならなかったら返金する」などと言って売りつけておき、ほとん
   ど節約にならなかったため、返金を求めても、一切応じないといった業者が
   あるそうです。
   
    中には、本当に節約になるケースもあるようですが、そう言った話を持ち
   かけられたら、すぐに決めず、本当に信用できるかどうか、電気に関する技
   術者など、詳しい人に相談した方がよさそうです。
   
            インターネットeco放送局 otomi.tv 代表 富永秀一
   
   ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥●
   
   お得で楽しいエコライフ小技集 vol.57
   ☆編集・発行 インターネットeco放送局 otomi.tv
   URL:    http://otomi.tv
   E-MAIL: eco@otomi.tv
   
   このメールマガジンの著作権は
   インターネットeco放送局otomi.tvに属します。
   ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥●

 
 

メールマガジン登録
前目次次

 
 

*ページのトップへ

ホーム