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▼クリックアンケート
・プラスチックの食器や容器を使う時、環境ホルモンが気になりますか?
・アルミの食器を使うことがアルツハイマーの原因になると思いますか?
▼食器 金属製
・アルマイト
・ステンレス
・ステンレス・ポリプロピレン複合
・ステンレス二重
・チタン
★「500円以上トクする!今週の小技」(有料版のみ)
・電気ポットの使い方で3400円トクする!
▼あとがき
・太陽光発電売電価格引き上げか
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クリックアンケート
まずは、先週のアンケートの結果です。
質問: プラスチックの食器や容器を使う時、環境ホルモンが気になりますか
?
1 大変気になる 17人
(18%)
2 どちらかと言えば気になる 40人
(42%)
3 どちらかと言えば気にならない 21人 (22%)
4 全く気にならない 16人
(17%)
5 わからない 2人
(2%)
という結果でした。
大変、又はどちらかと言えば気になる方が、60%、全く、又は、どちらかと
言えば気にならないという方が、39%と、前回、環境ホルモン全体に対する不
安をうかがった時よりは、気になる人と、気にならない人の差が開きません
でした。
環境ホルモンの中でも、食器や容器以外の部分で不安を感じている方も、
結構いらっしゃるということでしょうか。
○コメントボードより
お名前:ペンギンママ
「たまに横着してお惣菜を買うとき、サラダのドレッシングくらいだと、つ
いついイイかな、と思ってしまいます。出来立てコロッケなど揚げ物焼き物
は避けてるので家族はいやがりますが。」
お答え: どちらかと言えば気になる
油分が多いと、プラスチックの成分が溶け出しやすいようですからね。
お名前:けんせつだいじん
「自分(大人)はある程度免疫力もあるでしょうから、あまり気にしていませ
んが、やはり子供たちのことは非常に気になります。しかし陶器、ガラス類
だとすぐ割ってしまってかえって危ない事もあるし・・・。環境ホルモンの
でないプラスティック、アルミニュームが早く開発できるといいですね。」
お答え: どちらかと言えば気になる
今回からまさに、そうした食器を取り上げていきますので、お楽しみに。
アンケート、コメントに御協力いただいた方々ありがとうございました。
今回は、アルミの食器についてです。
アルミの食器を使うことがアルツハイマーの原因になると思いますか?
◆思う
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◆どちらかと言えば思う
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>
◆どちらかと言えば思わない
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>
◆思わない
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◆わからない
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>
■途中経過・最終結果を見る
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00013862a10
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■コメントボード
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☆締切:2003年02月27日18時00分
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食器 金属製
愛知県刈谷市にお住まいの、hirakeiさんから頂いた、「環境ホルモンをま
ったく含まない食器」に関するリクエストにお答えしています。
3回目は、環境ホルモンの心配がない食器の内、金属製のものを取り上げます。
環興さん「otomiさん、プラスチックに替わる食器を教えてよ。」
otomi 「はい、ではまず、金属製からまいりましょう。」
★アルマイト
耳先さん「金属と言えば、私たちが子供のころには、アルミの食器をよく使
っていたわよね。」
otomi 「表面を酸化させて、耐久性を高めたもので、商標名ですが、一般
的に、アルマイトと呼ばれています。」
「軽いし、割れることもなく、積み重ねてもかさばらないといった利点があ
って、給食用に幅広く使われました。」
面倒さん「でも、すぐへこむのよね。」
otomi 「そうですね。それから、熱が伝わりやすいので、熱いものを入れ
ると持てなくなるんですよね。それで、食器を持たず、顔を近づけて犬のよ
うに食べる、犬食いの元になるという批判もありました。」
耳先さん「環境ホルモンは出ないかもしれないけど、アルミは、アルツハイ
マーの元になるって聞いたわよ。」
otomi 「飲料水の中にアルミの成分が多い地域で、アルツハイマー型痴ほ
うになる人の率が高いとか、アルツハイマーで死亡した患者の脳から、アル
ミの成分が多く見つかったといった例から、アルミが、アルツハイマーの原
因の一つではないかという見方があるんです。」
「でも、一方で、健康な人はアルミの成分が体内に入っても、じん臓の働き
ですぐに出ていってしまうので心配ないとか、食器や容器から体内に入るア
ルミ成分の量は、食品にもともと含まれる量の1割程度なので、ほとんど影響
はないという説もあります。」
面倒さん「まだ使っている学校はあるの?」
otomi 「文部科学省の調査によると、2000年の時点で、全国の小中学校な
どの17.8%に当たる5,538校で使っています。」
「でも、3年間で5ポイント減っていますから、徐々にほかの素材に変わって
いるようです。」
★ステンレス
otomi 「ステンレスの食器は、アルマイトより耐久性の面では優れていま
すが、重いという欠点があります。」
「また、価格もアルマイトより高くなります。」
環興さん「溶け出す成分はあるの?」
otomi 「ステンレス協会が、第三者機関に依頼して行った、3日間浸ける試
験では、鉄や、クロム、マンガン、ニッケルなどの成分が、ごく微量、溶け
出していますが、いずれも、基準値よりかなり低いので、普通に食器として
使う場合、問題はないでしょう。」
耳先さん「やっぱり熱くなるんでしょう?」
otomi 「そうですね。熱の伝導率が、アルマイトより低いので、ましでは
ありますが、やはり熱くはなります。」
★ステンレス・ポリプロピレン複合
otomi 「そこで、ステンレスの外側にポリプロピレン樹脂を張り付けた食
器もあります。」
「新和企業が出している、エコ食器アネシス
(http://www.eco-syokki.com/eco-syokki/products/idx_anesis.html)」
というものです。
「張り付けると言っても、接着剤は使わず、ステンレスを、樹脂に食い込ま
せ、ステンレスと樹脂の間を真空状態にするなどしてくっつけているそうで
す。」
面倒さん「これなら、熱くて持てないってケースは減りそうね。」
耳先さん「でも、何となく、プラスチックを使っているのが気になるわ。」
otomi 「やはり、そう言う声はあるそうです。また、ステンレスだけなら
耐久性があるので、孫の代までもつそうですが、樹脂の部分が傷むので、寿
命は約5年になるそうです。」
★ステンレス二重
otomi 「そこで、同じ新和企業では、ステンレスを二重構造にして、間に
空気層を設けることで、熱を伝わりにくくした食器も出しています。
(http://www.eco-syokki.com/eco-syokki/products/idx_ss.html)」
面倒さん「それは便利で、長持ちしそうだけど、重いんじゃないの?」
otomi 「直径13.2cm、高さ5.7cmのタイプで、93gです。アルマイトだと、
大体60gくらいですから、重いと言えば、重いのですが、強化磁器食器だと1
50g前後ですから、それよりは随分軽いと言えます。」
「価格は、今のサイズで1,200~1,300円と、アルマイトの約200円に比べると
高くなりますが、半永久的にもつので、長い目で見ればトクとも言えます。」
「現在、アネシスと二重食器を合わせて、約250校で使われているそうです。」
★チタン
otomi 「チタンは、アルミのように軽く、ステンレスのように丈夫で長持
ちという素材です。」
「熱の伝導率は、ステンレスと同じくらいです。」
「腕時計やピアスなどの金属アレルギー対策に使われるくらいですから、食
器として使う場合、金属イオンの溶け出しは、まず心配はいりません。」
耳先さん「でも高いんじゃない?」
otomi 「そうですね。給食用としては見あたらなかったので、キャンプ・
登山用の、直径13cm前後のもので調べてみると、取っ手付きで、1,500~2,0
00円といった所です。」
「チタンは、これまで、加工が難しくて、商品の幅が狭かったのですが、乳
幼児用や、介護用のスプーン、鍋(なべ)といったものも出てくるなど、少し
ずつ、一般的になってきていますから、もう少し価格が下がってくれば、そ
の内、給食用としても検討されるようになるかもしれません。」
「来週は、木製食器についてお話ししましょう。」
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あとがき
今年の4月に、「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置
法」、いわゆる「RPS法」が施行されます。
これは、電気事業者に対して、毎年、一定割合以上、自然エネルギー(風力、
太陽光、地熱、小規模水路式水力、バイオマス)による電気を、発電するか、
購入することを義務づけるものです。
今後、電力会社などは、義務を果たすため、積極的に自然エネルギーの普
及を図らなければならなくなり、例えば、太陽光発電による電気の買い取り
価格を引き上げるといった動きが出てくる可能性があります。
自分が住んでいる地域の電力会社だけでなく、義務達成に苦労しているほ
かの地域の電力会社や、その他の発電事業をしている業者など、高く買い取
ってくれる所に売るという選択肢も出てくるかもしれません。
そうなれば、太陽光発電施設設置費用の償還期間が、ぐっと短くなり、普
及に加速が付く可能性があります。
買い取り価格がどうなるか、ちょっとワクワクしています。
インターネットeco放送局 otomi.tv 代表 富永秀一
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お得で楽しいエコライフ小技集 vol.58
☆編集・発行 インターネットeco放送局 otomi.tv
URL: http://otomi.tv
E-MAIL: eco@otomi.tv
このメールマガジンの著作権は
インターネットeco放送局otomi.tvに属します。
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