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vol.13 2002/03/29発行 ★床 その2(フローリングを長持ちさせる)

 

 


   ◎メニュー◎  
   ・床 その2(フローリングを長持ちさせる)
   ・あとがき
   
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   床 その2(フローリングを長持ちさせる)
   
    “エコ技”、前回のフローリングの床材選びに続いて、今回は、フローリ
   ングを長持ちさせる方法についてお伝えします。
   
   ★重みを分散させる
   
    フローリングは、一か所に重みが集中すると、へこんだり、傷んだりしや
   すくなります。
   キャスター付きのいすや家具は便利ですが、狭い面積に重みが集中し、床材
   には大きな負担です。
   使う場合は、マットを敷きましょう。
    また、いすの脚には、ゴムのキャップをかぶせたり、フェルトを張り付け
   るなどした方が、床材に傷が付かず、長持ちします。
    そして、ピアノなどの重いものや、キャスター付きの家具の脚の下には、
   脚受けや、小さな板などを敷いて、重みを分散させましょう。
   
   ★温度・湿度に注意
   
    温度や湿度が激しく変化すると、床材が伸び縮みを繰り返し、ひび割れを
   起こすことがあります。
    電気カーペットの下には、同じサイズのカーペットや、断熱性のある専用
   シート、毛布などを敷きましょう。
    また、大型の冷蔵庫や温風ヒーターの熱風、反射式ストーブの熱が床に直
   接当たる場合は、耐熱性の高いカーペットやマットを敷きましょう。
    窓は、レースのカーテンを閉めるなどして、直射日光の熱や紫外線の影響
   を抑えましょう。
    湿度は、換気を調節したり、加湿器、除湿器、エアコンの除湿機能を使う
   などして、45〜70(できれば60)%の範囲に収まるようにしましょう。
   これは、カビ、ダニなどの発生も抑え、人体の健康のためにもなります。
   
   ★油に注意
   
    フローリングに熱い油が付いたり、油が長期間付いたままだと、シミにな
   ることがあります。
   天ぷらなどの揚げ物をする際には、床に新聞紙などを広げておきましょう。
   
   油をこぼしてしまった時には、小麦粉をたっぷりとかけて吸わせ、掃除しま
   す。
    調理台の周りに、洗えるキッチンマットを敷いておくのもよい方法です。
   
   
   ★水に注意
   
    床材に水分がしみ込むと、シミになったり、反(そ)ったり、割れたり、
   合板の場合、表面材がはがれたりする原因になります。
   水気のあるものがこぼれたら、すぐにふき取りましょう。
    水がかかりやすい、キッチンのシンク周りや、洗面所などにはマットを敷
   きましょう。
    掃除も、なるべく水を使わず、ほうきや掃除機、乾いたぞうきんなどを使
   います。
   ひどい汚れの場合、ぬらしたぞうきんを固く絞って使いますが、水ぶきの影
   響を小さくするには、定期的なワックスがけが効果的です。
   
   ★米のとぎ汁
   
    米のとぎ汁でぬらし、固く絞ったぞうきんで床をふけば、油分が膜を作る
   ため、ワックスの代わりになります。
   
   ★コーヒーかす、米ぬか、おから
   
    乾かした、使用後のコーヒーかすや米ぬか、おからは、それぞれ、古くな
   ったガーゼのハンカチや手ぬぐいで包んだり、古い靴下に入れたりして床を
   磨くと、やはり、ワックス代わりになります。
   
   ★古い牛乳
   
    賞味期限が切れた牛乳を、ぞうきんにしみ込ませて床を磨いても、ワック
   ス代わりになります。
   牛乳の脂肪分が膜を作るほか、傷みかけの牛乳に発生したアンモニアが、汚
   れを落とします。
   
   ★自然素材のワックス
   
    一般的な合成ワックスの中には、ホルムアルデヒドやトルエンなど揮発性
   の有機化合物を含むものがあります。
   化学物質過敏症の方や、ハイハイする赤ちゃんがいるなど、心配な方は、み
   つろう、亜麻仁油など、天然素材のワックスを使えば安心です。
   
   ★長持ちするワックスのかけ方
   
    一般的なワックスを使う場合、多少高くても、濃度が高いものの方が長期
   間、効果が続きます。
   また、耐水性の高いものを選びましょう。
    塗る時には、薄目に、2〜3回に分けて塗りましょう。
   一度に厚塗りしますと、むらになり、効果も長持ちしません。
   
   ★床の補修
   
    床の傷やへこみは、ある程度自分で直せます。
   
   ・小さな浅い傷
   
    細かな傷だけなら、ろうそくを塗り込むだけで目立たなくなります。
   小さな浅い傷は、靴墨や油性ペン、フローリング用の着色補修ペンなどを、
   木目に沿って塗ります。
   色は、床よりも少し薄目のものを選びます。
   微妙な色を出したい場合は、水性絵の具で色を合わせて塗ります。
   乾いてから、マーカー用のニスを塗れば大丈夫です。
   
   ・やや深い傷
   
    やや深い傷の場合、クレヨンや、クレヨンタイプの補修剤を使います。
   まず、床に近い色のクレヨンを、ドライヤーなどで温め、軟らかくして擦り
   込みます。
   次に、へらや定規などで表面を平らにします。
   冷めて固まったら、乾いたぞうきんで磨いて、なじませます。
   
   ・大きな深い傷・へこみ
   
    もっと大きな深い傷やへこみの場合は、木部用パテなどの充てん補修剤を
   埋め込みます。
    その後、床に近い色のクレヨンや、クレヨンタイプの補修剤を塗り、ワッ
   クスをかけます。
   
   ・焦げ
   
    床を焦がしてしまった場合、その部分を、カッターナイフなどで削り取っ
   てから、上記の要領でその傷を直します。
   
   
    みなさんも、「ほかにこんなものがある」「こんな技がある」といった情   
   報がありましたら、お知らせください。
    また、「今度、これを買おうと思っているんだけど、どんなものがいいか   
   な?」とか、「古くなって、捨てようと思っているものがあるんだけど、何   
   かに使えるかな?」といった、リクエストもありましたら、どしどしお寄せ   
   ください。
    優先してお調べいたします。
   
   →メール:eco@otomi.tv                                               
   

 

講演

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   あとがき                                                            
   
    とりあえず、今号も無事に発行できました。
   台湾の、妻の実家の近所に、インターネットカフェがあり、そこで下調べを
   して、家の借りたパソコンで原稿にしています。
   インターネットカフェは、かなり高速な回線につながっているらしく、日本
   の自宅(1.2Mくらい)とほとんど変わらない速度で表示されます。
   また、パソコンは、1階と2階併せて50台くらいありますが、少なくとも私が
   案内されたパソコンは、最初から日本語のページの表示も、日本語の入力も
   できました。
   もちろん、メニューなどは、すべて中国語ですが。
   料金は、3時間で180元(約720円)でした。
    家では、コンビニエンスストアで買ったカードに書かれた接続情報を使っ
   て、インターネットをしています。
   カードの料金は、58時間までで500元(約2000円)でした。
   このほか、市内通話の料金がかかります。
    ただし、家で借りられたパソコンは、Windows2000ではなく、日本語版のW
   indows98でした。
   日本語ソフトのインストールが簡単にできるのはいいのですが、持って行っ
   た外付けのハードディスクは、Windows98 Second Edition以降にしか対応し
   ていないため、今のところ使えていません。
    あと、キーボードを日本から持って行ったのですが、ドライバーが、一回
   り小さいキーボード用で、かな入力では、一部打てなかったりキーが違った
   りするため、慣れないローマ字入力で打っています。
    まあ、メールマガジンも発行できない最悪の事態は避けられましたが、映
   像データが読み出せない以上、編集は1秒も進まず日本に帰ることになりそう
   です。
     
             インターネット放送局 otomi.tv 代表 富永秀一
      
 
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   お得で楽しいエコライフ小技集 vol.13
   ☆編集・発行 インターネット放送局 otomi.tv
   URL:    http://otomi.tv
   E-MAIL: eco@otomi.tv
   
   このメールマガジンの著作権は
   インターネット放送局otomi.tvに属します。
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