講演

 

 

メールマガジン

 

 

お得で楽しいエコライフ小技集

 

 

vol.7 2002/02/15発行 ★ストッキング★

 

 

 

   ◎メニュー◎

   ・ストッキング

   ・あとがき

 

   ----▼------------------------------------------------------

   

   ストッキング

 

    "エコ技"、今回は、「ストッキング」です。

   男性も、奥さんや彼女に教えてあげてください。

 

   ★光に当たっていないもの

   

    ストッキング素材のナイロンやポリウレタンは光に弱いため、店頭で長期

   間、直射日光や至近距離の蛍光灯に当たっていると、劣化して変色したり、

   生地が薄くなってしまいます。

    商品を選ぶ時は、陳列の状況も見ましょう。

   

   ★伝線しにくいのは

   

    伝線しにくいストッキングを選ぶことは、環境にも家計にも優しいことで

   す。

   伝線しないストッキングはありませんが、しにくいのはこんなストッキング

   です。

   

   ・デニール数が大きい

   

    デニール数が大きくなればなるほど糸が太いということですから、より丈

   夫になります。

   ただし、透明度は落ちていきます。

   

   ・針数が多い

   

    同じデニール数なら、針数が多い方が目が細かいということですから、よ

   り丈夫です。

   

   ・丈夫な編み方

   

    編み方は、丈夫な方から順に、メッシュゾッキ交編、ナイロン糸だけ

   で編まれた一般タイプとなります。

    今は、ノンランという、引っかけても、丸く小さな穴が開くだけで広がら

   ない編み方のものもあります。

   

   ・丈夫な糸の巻き方

   

    ポリウレタン弾性糸に、一本のナイロン糸を巻き付けた、SCYより、2本の

   ナイロン糸を巻き付ける、DCYの方が丈夫です。

   

    もちろん、履き心地も大事ですが、これらの表示をよく見て丈夫さも考慮

   して購入しましょう。

   

   ★伝線防止

   

    伝線はストッキングの宿命ですが、できるだけ防止する方法はあります。

   

   ・冷凍する

   

    新品のストッキングをパッケージのまま冷凍し、一晩おいて自然解凍しま

   す。

    冷やされたことで繊維の強度が増すことと、温まる時に発生する水分が潤

   滑油の役目をすることで、やや伝線しにくくなります。

    「単なるうわさ」という「うわさ」もありますが、日本テレビ系列の「伊

   東家の食卓」の実験では、常温のままのストッキングは、1000足中、129足が

   伝線したのに対し、マイナス10度に一晩冷やしたストッキングは、71足しか

   伝線しませんでした。

    また、実際に「長持ちする」と実感している人も多数います。

   

   ・ぬるま湯、アイロン、酢?

    

    新品の時、ぬるま湯につけてから、低温のアイロンをかけるといいとか、

   洗面器に酢をカップ5分の1程度と水を入れてつけるといいなどとも言われま

   すが、これは、実証データが見あたりませんでした。

    どなたか、試してみたことのある方、お知らせください。

   

   ・台紙を二つ折りにする

   

    購入した時に入っている台紙を出す時に、早速伝線してしまうこともある

   ようですが、中で二つ折りにしてから引き抜くと伝線の危険性が減ります。

   

   ・足のかかとやつめの手入れをする

   

    ガサガサのかかとや、伸びすぎたり、割れたつめは、伝線の元です。

   手入れをしておきましょう。

   

   ・手袋をはめる

   

    ストッキングを扱う時は、手袋をはめるのを習慣にすれば、誤ってつめや

   指輪を引っかけてしまう心配がなくなります。

   

   ・透明マニキュアを塗る

   

    伝線を見つけたら、できるだけ早く周りに透明マニキュアを塗っておきま

   す。

   そうすれば、大きく広がらずに済みます。

   

   ・洗濯ばさみの先をラップで包み、ビー玉を入れる

   

    洗ったストッキングを干す時には、洗濯ばさみの先をラップで包んでおけ

   ば、引っかけずに済みます。

    さらに、足の先にビー玉、なければ10円玉を入れて干せば、風にあおられ

   て、周りのものに引っかかることを予防できます。

    また、前に述べたように、光に弱いので陰干ししましょう。

   

   ★同じものをまとめ買いする

   

    靴下と同様、ストッキングも同じものをまとめ買いしておきます。

   すると、片方が伝線しても、もう1枚、反対側が伝線したものができた時、伝

   線した方の足の部分だけを切って、2枚とも履けば、外見上は1枚のストッキ

   ングになります。

    彼氏と「勝負」の時には、履いていかない方がいいと思いますが。

   

   ★古ストッキングは重宝

   

    使い終わったストッキングは、再利用のアイディアが一杯です。

   

   ・クッション、ぬいぐるみ

   

    古ストッキングがたくさんあれば、クッションやぬいぐるみの中身にでき

   ます。

   

   ・ババシャツ

   

    足先を両方切って、股(また)のところを首が通る程度に切り抜けばババ

   シャツのできあがりです。

   これも「勝負」の時は着ないように。

   

   ・石けん入れ

   

    小さくなった石けんを入れて浴室や洗面所に下げておけば、石けんを最後

   まで使い切れます。

   

   ・天井用ほうき

   

    ほうきにかぶせて、天井掃除に使えば、静電気で、クモの巣やホコリなど

   を吸い付けて、きれいにできます。

   

   ・湯船のゴミすくい

   

    クリーニングでもらう針金ハンガーの、三角の部分を広げて、古ストッキ

   ングをかぶせれば、湯船に浮いたゴミを簡単にすくえます。

   

   ・タマネギ・ニンニク入れ

   

    足の部分に、タマネギやニンニクを入れては結び、入れては結びと繰り返

   し、日の当たらない、風通しのよい場所につるしておきます。

   使う時は、下から順に、はさみで切って取り出します。

    タマネギやニンニクの保存で大事なのは、温度ではなく、風通しなので、

   冷蔵庫に入れるより長持ちします。

   

   ・洗顔用ヘアバンド

   

    腰の部分だけを細く切れば、メイクや洗顔時用のヘアバンドに使えます。

   これなら、ぬれても汚れても惜しくありません。

   

   ・割れたガラスや陶器のかけらを集める

   

    割れたガラスや陶器のかけらを掃除機で普通に吸い込むと、あとで分別が

   大変です。

    掃除機のノズルの先に、古ストッキングを適当に切り、かぶせて吸います。

   

   そして、新聞紙を敷いた上で掃除機を止めれば、かけらがポロポロ落ちてき

   ます。

   あとは、新聞紙をそのまま、ストッキングごと丸めて、「割れガラス」とか、

   「割れ陶器」などと書いて、不燃物として捨てるだけです。(お住まいの市町

   村の出し方に従ってください。)

   

   ・コンタクトレンズを拾う

   

    コンタクトレンズが落ちて、どこにいったか分からなくなった時も、同じ

   ように掃除機のノズルの先に、古ストッキングをかぶせて吸います。

   高価なものなので、念のため二重にかぶせると安心です。

    タンスの裏など、手の届かない場所に落ちた指輪や硬貨などを拾う時も、

   同じようにします。

   

   ・靴、ブーツの保存

   

    しばらく使わない靴やブーツ、サンダルなどを、入れたいものの大きさに

   合わせて切った古ストッキングの袋に入れて保存します。

   傷やホコリを防げて、箱より場所も取らず、中身も見えるので便利です。

    リボンで口を閉じれば、かわいく再利用できます。

   

   ・靴の防湿、脱臭

   

    ドリップしたあと、十分干したコーヒーかすを、古ストッキングで作った

   袋に入れて、つま先に押し込んでおけば、靴の湿気を抑え、臭いも取ってく

   れます。

   

   ・ストッキング用洗濯ネット

   

    ストッキングを洗濯機で洗う場合、古ストッキングの中に、ストッキング

   を入れて洗えば、傷みが少なくて済みます。

   

   ・排水口や三角コーナーの水切りネット

   

    15cm幅くらいに切って、足先はそのまま、それ以外は、片方をしばって、

   台所の排水口のゴミ受けや、三角コーナーの水切りネットとして使います。

   細かいゴミまで取れて、川の汚れを防げます。

   ただし、目詰まりしたら、早めに替えましょう。

   

   ・洗濯機のゴミ取りネット

   

    洗濯機のゴミ取りネットが、破れたり傷んだりしたら、古ストッキングを

   のりしろも含めてちょうど合う大きさに切って、代わりに使います。

   

   ・洗剤不要のたわし、ダスター

   

    1〜2cm幅で輪切りにし、ゴム飛びのひもを作る時の要領でつなげていき、

   引っ張ってひもにします。

   かぎ針で細編みにして、ふきんを作ります。

    洗剤不要の食器洗い、浴槽、洗面台用たわし、靴磨き、静電気でホコリを

   吸い寄せる特性を活(い)かした、室内や車内のダスターなど様々に使えま

   す。

   

    編むのは苦手という方にはこんな方法もあります。

   まず、15cm幅くらいに切ります。

   次に、今度は縦方向に1〜2cm幅で切ります。

   最後に束ねて真ん中でしばって、丸く整えれば、たわしのできあがりです。

   

   ・金たわし

   

    もしも、伸びた古いカセットテープやビデオテープがあれば、テープを引

   き出して、古ストッキングで作った袋に入れれば、金たわしの代わりになり

   ます。

   

   ・フローリング掃除具の不織布代わり

   

    フローリング掃除具の交換用不織布と同じサイズに切れば、代用品として

   使えます。

   

   ・新聞はしばらないで!

   

    時々、古ストッキングで、回収に出す古新聞をしばる人がいますが、これ

   はやめましょう。

    トラックにほうり上げる時に伸びてバラバラになり、困るそうです。

   

    みなさんも、「ほかにこんなものがある」「こんな技がある」といった情

   報がありましたら、お知らせください。

   

   →メール:eco@otomi.tv                                               

 

 

講演 


   ----▼------------------------------------------------------        


   あとがき                                                            

   

    Webサイトのデザインをリニューアルしました。

   是非ご覧ください。

    今回のリニューアルに合わせて、私が勤めていた「名古屋テレビ」で、CG

   制作などを担当している今尾太郎氏が提供してくれた、otomi.tvのマークも

   公開しました。

    一番左上と、背景に使わせてもらっています。

   作者の今尾氏によると、青は地球を、オレンジは太陽を表しています。

   また、『o』の内周にたくさん並ぶ小さな手(ちょっと小さくて分からないか

   もしれませんが)には、私たち一人一人は小さな手かもしれないけれど、みん

   なで取り組めば、そのうち地球を取り囲む規模でエコが行える、行いたい、

   という意味を込めたそうです。

    また、『OTO』のメガネは、世界の人々のメガネにかなうインターネット放

   送局であり、『TV』の『V』がチェックになっているのは、多くの人々に賛同

   してもらえるという意味だそうです。

    この場を借りて、今尾氏に深く感謝します。

   そして、この様々な意味が込められたマークに恥じないよう、努力していく

   ことを皆様に誓います。

    

              インターネット放送局 otomi.tv 代表 富永秀一

  

   ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥●

   お得で楽しいエコライフ小技集 vol.7

   ☆編集・発行 インターネット放送局 otomi.tv

   URL:    http://otomi.tv

   E-MAIL: eco@otomi.tv

   

   このメールマガジンの著作権は

   インターネット放送局otomi.tvに属します。

   ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥●    

 

 

メールマガジン登録 


前目次次 

 

 

*ページのトップへ
ホーム