|
|
|
|
|
|
|
|
vol.6 2002/02/08発行 ★靴下★ |
|
|
◎メニュー◎ ・靴下 ・「面白びっくり環境商品〜エコプロダクツより〜」 ・あとがき
----▼------------------------------------------------------ 靴下
"エコ技"、今回は、「靴下」です。
★未利用繊維
紡績する時に出る落ち綿や、ワイシャツを裁断した時に出るキレなどをリ サイクルした繊維で作った靴下があります。 「靴下メーカーの店レモコロ」 (http://www.rakuten.co.jp/lemocolo/443031/)の「自然に優しい靴下」は 表糸に、そうした利用されていない天然の綿100%を使っています。 さらにフックやラベルにも再生紙を使用し、簡易包装で届けるという徹底ぶ りです。 また、生糸にならないくずまゆを原料とするシルクの靴下もあります。 シルクといっても、一般のシルクより安く(一足600円くらい〜)、家庭で洗濯 できます。 ただし、つやつやした光沢はありません。 一見「これって、本当にシルク?」と思ってしまうものですが、人の肌にな じみやすい、蒸れにくいといったシルクの特徴は備えています。 くずまゆのシルク専門店、「エコシルク.com」 (http://eco-silk.com/cargo/shopping.html)などで手に入ります。 ほとんどが捨てられている、中古布団の綿から再生した靴下もあります。 「マイペンライ」 (http://www.uranus.dti.ne.jp/~glo-cal/zakka/yume.html)では、色は生成 りのみですが、カジュアルソックスのほか、足首が隠れないアンクルソック スや5本指ソックスなども扱っています。
「ワイシャツ」のところでもご紹介した、オーガニックコットンの靴下も あります。 オーガニックコットンの「ワイシャツ」は、日本では見つけられませんで したが、靴下は、いろいろなところが扱っています。
★和紙
和紙を混ぜたり、ゴムの部分以外は100%和紙という靴下もいくつか出てい ます。 吸湿性、通気性が良いので、蒸れにくいのが特徴です。 そして、土に埋めれば分解される、環境に優しい素材です。 研究が進み、今出ているものは大抵、家庭で洗濯でき、耐久性もかなりあ るようです。 価格はちょっと高めで、一足1500円くらいです。
★ペットボトル
ペットボトルからリサイクルした靴下もあります。毎度なので多くは語り ません。
★同じものを買う
靴下に穴が開くと、片方だけ残ってしまいます。 そこで、同じものをたくさん買っておけば、残った片方の靴下と組み合わせ られるので無駄になりません。 穴が開いた後で同じものを探すのは困難な場合が多いので、まとめ買いが おすすめです。
★かかとでつま先を補強
穴は、つま先に最も開きやすいので、すでに穴が開いた靴下の、かかとの 部分を切り取って、内側からつま先の部分に貼れば、かなり補強できます。
具体的には、まず、補強したい靴下を裏返します。 次に、つま先の部分に、古い靴下の、かかとの曲がった部分を当ててみて、 丁度つま先を覆うのに必要な分だけ、切り取ります。 そして、布用のボンド(木工用でもおそらく大丈夫)で、貼り付けます。 あとは、乾いたら裏返して履くだけです。 つま先だけなので、思ったよりも違和感は感じません。
★白に戻す
白い靴下は、履いているうちにだんだん変色してきますが、洗面器にお湯 を張り、レモンの輪切りを2〜3切れ入れて、靴下をつければ、レモンの漂白 作用で白く戻ります。
★室内用靴下に
省エネのためには、暖房温度は、18度〜20度に抑えるのが理想ですが、す ると、冷え性の人は、厚着して、靴下を二重に履かないと耐えられません。 そんな時、穴が開いたり、古くなった靴下を内側に履き、外側には普通の そろった靴下を履けば、見た目は損なわずに有効利用できます。
★捨てる前に一働き
使い終わった靴下には、捨てる前にもう一働きしてもらいましょう。
・油の缶のベタベタ防止
足首のところで切って、できた輪を油の缶やボトルにかぶせます。油が垂 れても靴下が吸ってくれるので、持った時ベタベタしません。
・ふき掃除・靴磨き
靴下に手を入れて、ふきにくい、観葉植物の葉や、電球、ブラインドなど の掃除に使います。 この時、3枚くらいはめて、汚れたら外すようにしていけば、能率的です。 両手にはめて靴を磨けば、手がクリームで汚れず、細かいところまできれ いにできます。
みなさんも、「ほかにこんなものがある」「こんな技がある」といった情報 がありましたら、お知らせください。
→メール:eco@otomi.tv
----▼------------------------------------------------------
みなさん、もう、「面白びっくり環境商品〜エコプロダクツより〜」はご 覧いただけましたか? まだだという方のために、内容を、少しお知らせしましょう。
★和紙のブレザー
夏はすき間が広がり、冬は縮まるという和紙の特性を活かしたブレザー。 見た目は、和紙だとはわかりません。
★再生紙のボールペン
キャップと本体が100%再生紙でできたボールペン。 使い終われば、しんを抜いて古紙としてリサイクルできます。
★乳酸菌が作った印鑑ケース
乳酸からできた生分解性プラスチックでできた印鑑ケース。 耐久性は普通のプラスチックに負けません。
★おからのスプーン
豆腐を作る時にできるおからや、小麦粉を作る時に出るふすま、ビールの 絞りかすなどが使われたスプーン。アシや、サトウキビの絞りかすのバガス、 ケナフの容器もあります。
★風力で作るオーガニックコットンタオル
すべての電気を、風力発電でまかなう工場で作られたオーガニックコット ンのタオル。
人が地面をけるスピードを感知して走り出す新しい乗り物。一度走り出し たら、しばらくはバイクのように乗って進めます。
平均的な蛍光灯の20倍近く長持ちし、消費電力は3割少ない新たなランプ、 白色LED。今後、家庭にもどんどん入ってきそうです。
★紙の書き換えシステム
印刷された文書を消して、同時にほかの文書を印刷できるシステム。 同じ専用紙が200回以上使えます。
★白紙に戻すシステム
印刷された紙からインクをはがし、白い紙に戻すシステム。 印刷は、一般のプリンターやコピー機が使え、10回以上白紙に戻せます。
極めて短時間で探索ができるカーナビ。 アイドリングや、回り道する時間を短くできます。
興味を引くものがありましたら、是非ご覧ください。
----▼------------------------------------------------------ あとがき
現在、Webサイトのデザインをリニューアルしています。 現在のデザインは、試験放送を少しでも早く始めるために、余り手をかけず に作ったため、「もう少し見映えを良くした方が良いのでは。」という助言 を何人かの方から頂いていました。 「面白びっくり環境商品」を公開して、一区切りついたので、リニューア ルに取りかかりました。早ければ、今日中に、遅くとも、来週中ごろまでに は新たなデザインで、みなさんをお迎えできると思います。 リニューアルの結果、使い勝手がどうか、不便だったり、分かりにくかっ たり、間違えているところがあったりしないか、お気づきの点がございまし たら、ご連絡いただけるとうれしいです。それでは、また来週。
インターネット放送局 otomi.tv 代表 富永秀一
●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥● お得で楽しいエコライフ小技集 vol.6 ☆編集・発行 インターネット放送局 otomi.tv URL: http://otomi.tv E-MAIL: eco@otomi.tv
このメールマガジンの著作権は インターネット放送局otomi.tvに属します。 ●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥● |
|
|
|
|