◎メニュー◎ ・ネクタイ スカーフ
・あとがき
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ネクタイ スカーフ
"エコ技"、今回は、「ネクタイ」と「スカーフ」です。
★選び方
きちんと作られたネクタイを選べば、長持ちして、環境にも家計にも優し
いことになります。
具体的には、まず、ネクタイの両端を持って、引っ張ります。
この時、中央部がよじれるようだと裁断か、縫製か、芯地が良くありません。
このようなものは、締めた時、左右どちらかに曲がってしまいます。
ネクタイの太い方の先のところを裏側に折り返した時、布地がぴったり合
うものは、きちんと裁断してあります。
また、同じくネクタイの太い方の先をぎゅっと握ってみます。
すぐに元に戻るのは良いネクタイです。
しわがついて、なかなか戻らないものはやめておきましょう。(やりすぎて、
弁償させられないように気を付けて。)
★草木染め
草木染めのスカーフはいろいろありますが、実際には、化学染料が併用さ
れている場合もあるようです。
しかし、一切化学染料を使っていないことを宣言している工房もあります。
「工房夢細工」(http://www.yumezaiku.com/shop/index.html)もその一つで
す。長年の研究の末、化学染料を使わず、しかも、鮮やかな色を出すことに
成功したということです。この工房の作品は、アンダンテ
(http://www.shop-andante.com/goods/cotton/scarf/scarf.htm)でも扱って
います。こちらには、やや手ごろな価格のものもあります。
★ペットボトルリサイクル
ペットボトルをリサイクルしたポリエステルでできたネクタイも出ていま
す。
ペットボトルリサイクルについて、様々な議論があることは、以前にも申し
上げましたが、ここでも、本筋ではないので詳しくは触れません。
回収されたペットボトルが余っている現状では、他の物にリサイクルするこ
とにも一定の意味があると考えています。
★自然環境保護
買うだけで、代金が自然環境保護に使われるネクタイがあります。
WWF(世界自然保護基金)が運営する通販サイト、PANDA
SHOP
(http://www.wwf.or.jp/pshop/necktie.htm)では、代金から諸経費を除いた
利益を自然保護活動に当てています。
小さなパンダマークが入ったものや、星座をモチーフにした柄が織り込ん
であるものの他、2本分の生地を使い、7つにたたんで仕立てたハンドメイド
の本格派のネクタイもあります。
★洗えるシルクのネクタイ
シルクのネクタイは、型くずれしやすいため、汚れたら普通、ドライクリ
ーニングに出しますが、シルクなのに家庭で洗えるネクタイが出ています。
縮みにくい糸を使ったり、生地を固定する箇所を増やしたりといった工夫
がしてあります。
★同じものを続けて締めない
スーツやベルトもそうでしたが、ネクタイも、同じものを連日締めずに、
2〜3日あけます。
すると、その間にシルクは、自然に元に戻ろうとするので、しわやよじれが
取れます。
★締め方を変える
ネクタイの締め方には、いろいろあります。
いつも同じ締め方ではなく、時々変えると、いつも同じところが同じ方向に
締め付けられたり伸ばされたりしてクセがつくのを防げます。
★丸めて保管
ネクタイは、つり下げて保管するよりも、丸めて保管した方が、型崩れの
心配もなく、生地の伸びやたるみを防げます。
できれば、引き出しに丸めた状態で並べて保管するのが理想的です。
★ベスト、蝶ネクタイに再生する
使わなくなったネクタイやスカーフを、捨てるのではなく、もう一働きし
てもらう方法があります。
例えば、「タキシード会議」(http://www.tuxedo.co.jp/ecovest/)では、
ネクタイ2本か、スカーフ1枚で1着のベストに、また、ネクタイ1本を1本の蝶
ネクタイに再生してくれます。
ベストは12,600円、蝶ネクタイは3,900円です。
★夏はしない
これまでも申し上げてきましたが、夏はネクタイをしないで、冷房温度を
上げるようにしたいものです。
ただし、「ノーネクタイ」といっても、ネクタイを締めることが前提にな
っているワイシャツで、ただネクタイをせずに、ボタンを開けていると、だ
らしなく見えます。
ネクタイをしないことが前提の、開襟シャツのようなシャツがスマートで
良いのではないでしょうか。
みなさんも、「他にこんな物がある」「こんな技がある」といった情報があ
りましたら、お知らせ下さい。
→メール:eco@otomi.tv
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あとがき
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所がまとめた「将来人口推計」
によると、日本の人口は、2006年を境に減少するのだそうです。
私は、キャスターをしていた頃から、水や電気の需要が話題になった時、
「長期的には人口は減るのだから、それを見越した推計をすべきだ。」と言
っていましたが、予想より早く、人口は減り始めるようです。
これからは、「中期的な」需要を考えるときにも、人口が減っていくことを
前提に考えなくてはならなくなったようです。
ダム建設や、原子力発電所建設問題にも、影響してくるでしょう。
号外でもお伝えしましたが、「面白びっくり環境商品〜エコプロダクツよ
り〜」を公開しました。もうご覧頂けましたか?感想などお待ちしています。
インターネット放送局 otomi.tv 代表 富永秀一
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お得で楽しいエコライフ小技集 vol.5
☆編集・発行 インターネット放送局 otomi.tv
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