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vol.10 2002/03/08発行 ★ハンカチ★ |
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◎メニュー◎ ・ハンカチ ・あとがき
----▼------------------------------------------------------ ハンカチ
"エコ技"、今回は「ハンカチ」です。
★ハンカチを使うべきか
ハンカチについて考えるに当たって、まず、ハンカチを使うべきかから検 証してみます。 今は、手をふくにも、ハンカチ以外に、ペーパータオルや、ハンドドライ ヤーなどがあります。 でも、ペーパータオルは、一度でゴミになってしまいます。 また、ハンドドライヤーは電気を使います。 ハンカチも、洗濯の時に(手洗いなら別ですが)電気を使い、洗剤や水も使 います。 でも、ハンカチは普通、ほかのものと一緒に洗濯しますし、何回かふきます ので、一回当たりにしますと、エネルギーや資源の使用量はしれています。 さらに、ペーパータオルやハンドドライヤーは、手を洗うすべての場所に ついているわけではありませんから、いずれにしてもハンカチは必要です。 どうせハンカチを持っているなら、さらに余分な資源やエネルギーを使う必 要はないというわけです。 食事をする場所では、食中毒を予防する効果もありますので、ペーパータ オルやハンドドライヤーを使う意味はそれなりにあると思いますが、普通の 職場などでは特に、たとえ、それらがついていても、ハンカチを使う方が良 いと言えます。 「おしゃれな服にはポケットがついてないのよ」という方は、主婦が発明 した、使ったハンカチで周囲をぬらさず、ハンカチも早く乾くという、「ド ライハンカチケース」 (http://www.e-talksha.com/cgibin/cargo/maeda.html)を使うなどして、 ハンドバックやポーチに入れて持ち歩いてはいかがでしょう。
これまでも何度か出てきた、3年以上にわたって化学肥料、化学薬品を一 切使用しないで栽培されたオーガニックコットンで作ったハンカチがありま す。 ガーゼタイプ、タオルハンカチタイプなどいろいろありますが、中でも、 ガラ紡という、日本人、臥雲辰致(がうんたっち)が発明した、大変吸水性が 良くなる紡ぎ方で紡いだ糸が使ってあるものは、ベトつかず快適です。 また、いわゆるタオルハンカチですから、アイロン掛けもいらず、エネル ギーを節約できます。 カモミールやローズマリーといったハーブで染めてあるカラフルなものも、 様々なサイトで扱っています。 余談になりますが、このガラ紡でできたタオルやふきんは優れもので、洗 剤を使わず皿洗いができたり、石けんを使わず体が洗えたりします。 テレビ局に入社したてのころ、私が出した最初のニュース企画として取材し たのがきっかけで、もう13年も愛用しています。
★未利用繊維のシルク
生糸にならないくずまゆを原料とするシルクのハンカチもあります。 くずまゆのシルク専門店、「エコシルク.com」 (http://eco-silk.com/cargo/shopping.html)では、吸水性の良い厚手のタイ プや、薄くてすべすべした、肌触りの良いタイプ、タオルハンカチのタイプ を扱っています。
★アイロン掛け
ハンカチだけのためにアイロンを掛けるのは電気代がもったいないですよ ね。 節約法がいろいろあります。
・アイロン掛けがいらない生地にする
生地がタオルや、ガーゼのハンカチなら、しわが目立たないのでアイロン 掛けがいりません。
・ガラスに張り付ける
洗った後、鏡やガラスに張り付けておけばピンと張った、きれいな状態に 乾きます。(お客さんの目にとまる所には張れませんが。) ただし、乾いた時、はがれ落ちることがありますので、窓ガラスの場合、室 内側に張り付けましょう。
・干す時パンパン
ハンカチに限りませんが、干す時に、パンパンと引っ張ってしわを伸ばし ておけば、乾いた時、あまりしわが目立ちません。
・体重でプレスする
洗濯物を畳む時や、テレビを見ている時などに、ハンカチをきれいに畳ん で、ひざの下に敷いておけば、体重でプレスされ、しわが伸びます。
・最初と後に
ほかにアイロンを掛けるものがある場合は、スイッチを入れて温まりかけ の時と、ほかのものが終わって電源を切った後の余熱でハンカチを掛けます。
・あて布として
あて布が必要な衣服を掛ける時には、ハンカチをあて布として使って、同 時に掛けてしまいます。
・重ねて掛ける
ハンカチがたくさんある時は、何枚か重ねて一度に掛けます。 仕上げに、周囲を一枚ずつ掛ければ、手早く掛けられます。
★捨てる前に
古くなったハンカチにも使い道があります。
・食器の緩衝材
複数の大皿を収める時などに、古くなったハンカチを4つ折りにして、間に 挟めば、緩衝材になって、お皿を傷めずに済みます。
・布ティッシュ
これは、ハンカチに限りませんが、吸水性のいい布製品は、捨てる前に布 ティッシュとして使いましょう。 10〜20cm角で切り、二つ折りにして、交互に挟み込むようにして重ねていき ます。 それを、使い終わったティッシュの箱や、詰め替えティッシュ用の箱に入れ れば、普通のティッシュのように、一枚取ったら、次の一枚が顔を出すよう にできます。 我が家では、ひどい汚れをふいたり、鼻をかんだりということには紙のテ ィッシュ、軽い汚れには布ティッシュと使い分けています。 もちろん、汚れた布ティッシュは洗濯して何度も使います。
みなさんも、「ほかにこんなものがある」「こんな技がある」といった情 報がありましたら、お知らせください。 また、「今度、これを買おうと思っているんだけど、どんなものがいいか な?」とか、「古くなって、捨てようと思っているものがあるんだけど、何 かに使えるかな?」といった、リクエストもありましたら、どしどしお寄せ ください。 優先してお調べいたします。
→メール:eco@otomi.tv
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あとがき
次の映像作品は、「同時進行ドキュメント 月々数千円で自宅を太陽光発 電所にする方法」です。 まだまだ高いと思われている太陽光発電ですが、実は、月々の負担は、た った数千円、人によっては、もうかることもあるんです。 実際の所どうなのか、我が家の場合をリポートします。 今、原稿をまとめている所で、来週、編集に入る予定です。 面白い結果が出そうですから、御期待ください。
インターネット放送局 otomi.tv 代表 富永秀一
●‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥● お得で楽しいエコライフ小技集 vol.10 ☆編集・発行 インターネット放送局 otomi.tv URL: http://otomi.tv E-MAIL: eco@otomi.tv
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